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----- 一瞬よりはいくらか長く続く間 ------
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![]() <左から> 笹木恵子 下條世津子 |
カジがいう
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とおい宇宙からやってきたアルゴー船隊員たちが、地球の<カジたち>の心に語りかける。
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![]() <手前から> 下條世津子 根本陽子 |
・・・・・きみは、自分が生まれる前の、やはり永遠に近いほどの永さの時のことは考える? その間、自分がこの世界に居なかったことを思って、寂しく恐ろしく感じることはあるかい? この世界に生まれてきて、ある期間生きる。つまりひとりの人間の現実の人生があるわけね。その前と後とで、両方とも永遠に近い自分の居ない間の、寂しさ、恐ろしさがどうして違うんだろう・・・・・ その前の永い時と、その後の永い時とに対してね、やはりその中間の、相対的には短い、この世界に生きている時間が大切なんだね。それでいて、ほとんど永遠に近いほど永い時間の前では、一四年と八十年の差は絶対的な問題ではないのじゃないか? そうであるならば、そこから一歩踏み出してさ、私にはこういう気がするんだよ、永遠と対抗しうるのは、じつは瞬間じゃないか・・・・ |
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ほとんど永遠にちかいほど永い時に対してさ、限られた生命の私らが対抗しようとすれば、自分が深く経験した、一瞬よりはいくらか長く続く間の光景を頼りにするほかないのじゃないか? そしてこれはね、実際に確かめてみることができることだよ、カジ。いまきみは森のなかに帰ってきたのだからさ、そうしようと努めれば、明日からいつでも一瞬よりはいくらか長く続く間を経験することができるだろう? それを感じ始めたらすぐさまさ、永遠の感じとくらべてみればいいんだ。・・・・・
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![]() <左から> 橋場久美 月原 豊 |
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隊員6(ギー兄さんのよう)がイェーツの詩「揺れ動く(ヴァシレーション)」を言う
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![]() <手前から> 橋場久美 月原 豊 笹木恵子 |
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