---アリスの森---

アリスがすわって本(台本)を読んでいる。
突然、一匹の赤い目をした白兎(ギー兄さん)がアリスのそばを駆けてゆく。

「やれやれ今日はまたどうしてこう何もかもおかしいんでしょう!  昨日まではちっとも変わったことはなかったのよ。ということは、夜のうちにわたしが変わってしまったのかしら?」


アルゴー船隊員たちがアリスを遠巻きにしている

隊員1

私のことを話せというのか 私とは誰
私のことが話題になるとき その
私とは誰のこと 私 それは誰
鳥の糞の雨にうたれ 石灰の層に覆われたものか
それとも私は別のもの 旗 血まみれのぼろ布
晒されて 風があれば 虚無と
無人の間にはためくものか

 

「ああいやだ!ほんとに誰か、のぞき込んでくれないかしら!こんなところで、ひとりぼっちでいるのは、つくづく飽きてしまったわ。」

 

隊員8 私は男の残骸 私は女の
残骸 決まり文句を重ねたもの
私は夢地獄 私に偶然与えられた
名前をもつ夢地獄 私は
その偶然の名前への不安

 

舞台写真
<前> 橋場久美 <後> 月原 豊
舞台写真
<左から> 笹木恵子 橋場久美
-----燃え上がる緑の木-----

ギー兄さんが歌う。
「どこからきたのわからない」

隊員1が<森のフシギ>となって話しだす

 

 

 

 

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